Last_Hacks

 この閉塞感に穴を開けよう。

社運をかけたビックプロジェクトの行く末

 新しいOSの開発では主力プロジェクトが失敗し間に合わせのOSが長持ちする点についての考察があった。
Life is beautiful: 「戦略的OS」の開発がことごとく失敗している点に関する一考察

面白いので、さらに考察を深めてみたい。
 失敗というのは以下のような状況をさす。
1.予定していた発売日にリリースできない。
2.製品を出す前にプロジェクトが空中分解する。
3.期待していたほどの性能が出ていない。
4.バグ、不具合が多い。


4.バグ、不具合が多いというのは、なぜか失敗のうちに入らない。マイナーバージョンアップでアップデートしているうちに直っていくからだ。
3.についても徐々に改良したものを出して成功したケースもある。
2.は失敗した結果であると考えると、結局はプロジェクトが遅れること=失敗と考えていい。

 主力がいつまでもリリースできないので、間に合わせに作ったものがその座を奪うというのはよくある話だ。そもそも86系CPUだって、真の16ビットCPUまでの繋ぎだった。

 社運をかけたプロジェクトというのは、社内のリソース、人と資金をひとつにまとめるということである。つまり、選ばれる人と選ばれない人に分かれる。
 選ばれる人というのは、客観的に見て優秀な人たちである。社内政治に長けて要領がよく、どこに行っても通用するような人たちだ。優れたプロジェクトマネージャーの決めたスケジュールは非の打ち所がなく、このメンバーなら何だってできそうな気がする。
 一方、選ばれなかった人たちは、反抗的であったり運が悪かった人たちで会社からもあまり期待されているわけでもなく、上からの命令もない。会社に行って遊んでいるわけにもいかないので、半端に余ったりソースを使って自主的に何かを作る、時には会社に内緒で。

 生存確率から言えば、後者のように思える。主力は1つだが、それ以外は複数あるからだ。

 
  1. 2009/05/16(土) 23:18:01|
  2. ビジネス|
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