Last_Hacks

 この閉塞感に穴を開けよう。

オープンソースコミュニティとの付き合い方

 ソフトウェア製作を生業とする会社においては、オープンソースコミュニティとの距離の置き方は社運を左右する重要な決定だ。
 最悪なのは、GPLのコードを自分で考えたかのように製品に組み込むプログラマ。会社を潰す気なのか。転職前の会社で使っていたコードを組み込むよりたちが悪い。金で解決がつかないからだ。

 だからといって、何でもかんでも自分で開発するプログラマも困る。作ったものすべてがオリジナルであれば天才であるが、ほとんどのものは車輪の再発明。オリジナルのリスト構造とか、暗号とか、フォーマットとか。世の中にはもっと優れたものがあるということを知らないのか、知らないフリをしているのか。

 オープンソースコミュニティのよいところは専門分野の人たちが集まって切磋琢磨していることだ。開発者数十人の会社では、セキュリティの専門家とか、ネットワークの専門家とか1人づつしかいない。当然社内での成長も限られているし、なにより孤独だ。

 googleの20%ルールは有名だが、ライブドアの取り組み方も悪くない。

外の世界での活動は個人の自主性に任せる − @IT自分戦略研究所
 
  1. 2007/08/31(金) 00:28:01|
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DriveCleaner

 動画を見ていると、突然ブラウザのウィンドウを縮小して、夫婦の危機を心配してくれるお節介な押し売りセキュリティソフトdrivecleanerが鬱陶しくてたまりません。
 デビューは去年ですが、誰も止めないらしく、いまだに猛威を振るっているようです。
はてなブックマーク - DriveCleaner

 で、対策としては購入しないのはもちろんなのですが、何らかのアクセス制限をかけないとブラウザが縮小しまくって困ります。
 hostsにdrivecleaner.comのアドレスとしてlocalhostを書く。ファイアーウォールで叩き落す。そういえば、ウイルスバスターにURLフィルターという機能があったので、禁止URLとして追加しました。
 というか更新料金払っているんだから、ちゃんとパターンに加えて欲しい。




  1. 2007/08/28(火) 00:16:32|
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第一発見者だけが偉いわけではない

 メンデルの発見は、彼の死後数十年経って3人の科学者によって発見された。3人の科学者の名前は、オランダのヒューゴー・ド・フリース、ドイツのカール・コレンス、オーストリアのエルリッヒ・ツェルマークだ。人間的に素晴らしい、彼らは「もっとメンデルの論文に注目すべき」だと発表した。
 もちろん、一番になれなかった彼らの研究はムダだったわけではない。科学には普遍性が必要であり、そのためには数多くの追試が必要である。しかしながら、彼らはメンデルの論文を見て研究を始めたわけではない。もっと評価されてよいのではないか。

 そして、こんなことは科学の歴史では随所に見られる。どうやら環境とか条件がそろったところで、同時に世界各地で同じ発想がなされるようだ。ということであれば、最初の人だけではなく同時期の人はみんなすごいということにならないか。

 SARSがコロナウイルスであるということを特定するために、全世界の学者たちがネットワークで状況を見ながら研究し、驚異的な短期間で成し遂げることができた。と「みんなの意見」は案外正しいには書いてあった。

 こうなってしまうと、誰が最初にSARSの原因を突き止めたか、よくわからないし、科学者たちにもどうでもいい事かもしれない。なぜなら、普段競っているライバルと一緒に働いたときの喜びは、何ものにも代え難い素敵な時間であるからだ。

  1. 2007/08/26(日) 00:20:06|
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上場

背伸びして上場を目指す経営者に対する10のお願い

 1990年代、ゲーム会社が相次いで上場した。私の会社も上場した。この時期を境に、ゲームは子供やマニアのものから一般的なものになった。キャズムを読んだ後で考えれば、上場するということはキャズムを超えるということではないかと思える。

 上場するときには、うんざりするほど書類を提出しなければならない。アイデアを形にして、それをマネタイズするまでの流れは特に重要で、あいまいな説明は何度でもダメだしされる。重要なのは何年も先を考えて、計画的に売り上げを伸ばしていく仕組みが存在しているということらしい。いつも損していても、たまに大ヒットでモトを取ればいいと思っていたら戒められた。
 たしかに、投資家の立場で考えれば大増収または大減収といったサイコロみたいな銘柄は賭博の対象ぐらいにしか思えない。

 もちろん、法令順守といった面も重要で、昼夜を問わずぶっ通しで働き続ける従業員とか、グレーゾーンからの利益というのは論外である。ドンブリ勘定など許されるわけがない。ヒット時の臨時ボーナスだって、株主に説明できる範囲内となる。
 上場後は会社のスローガンではチャレンジとか言っても、全然危ない橋は渡らない。ただし、創業社長が大株主である場合は別である。株主説明はすなわち自分への説明だからだ。

 ということで、上場前と後では職場環境が激変する。私の会社も上場後にそれまでの従業員の大部分がやめていった。金銭面の問題ではなく、まともな会社には向いていないのではないかと思う。
 私は、ずっと徹夜を続けて一発狙いをするような環境で、このまま人生を歩むのか?これから結婚して子供もできて、親の面倒も見ることになるのに、人生全部を仕事にささげていいのか。と言われて踏みとどまった。その後の人生を考えるとその決断は間違っていなかったと思う。
 もちろん、全力で働きたい人はやめていった。彼らは優秀であったが、ある者は失敗し、ある者は大きく羽ばたいていった。彼らを、冒険できない会社につなぎとめることがよいことであるとは思えない。
 上場前はよかったと何年もぼやいている人もいたが、去年退職した。彼にとって上場後は無駄な年月であったに違いない。

 キャズムでは、キャズムを超える前の人を「開拓者」、越えた後の人を「移民」としている。冷たいようだが「開拓者」と「移民」は違うのだとも書いてある。

ちなみに、開拓者たちのその後
・社内政治力を生かして出世街道を邁進中。もう人間が変わったかと思えます。昔の面影はありません。
・フリーになって、個人事業者として仕事を受託、そのうち他社からも受託。値段は高いが仕事は迅速丁寧なので信頼されてます。
・大企業への転職。上場したての会社と比べて、福利面ではやっぱり充実度が違うそうです。大きな案件も受けられるし。
・自ら起業、お金がないとか言う割には、経費いっぱい使ってます。
・より小さな会社に重役待遇で転職、その後、会社は内紛で分裂し、嫌気が差して自分で起業。そして裁判。
・全く分野が違う仕事について音信不通
・散々文句を言って別会社に転職したが、その後の合併でリターン。



  1. 2007/08/23(木) 01:18:33|
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助かったからそれでいいのか

 新潟の柏崎原発が停止しているため電力が足りないということをわかっている人はどれくらいいるのだろうか。
 高校野球の決勝戦が行われている時間には、6147万キロワットを記録した。供給力は6370万キロワットだったのでギリギリ助かったことになる。

 でも、高校野球は夜にやるべきではないか、いや少なくともテレビは生中継をやめ、どうしても結果を知りたい人はラジオで聞くとかしてほしい。
 停電が起こったら社会インフラが大混乱になるのは、先日の首都圏停電のとおりだが、今日は真夏の猛暑日である。都会で冷房が止まったら、熱中症で確実に何人もの人が死ぬのだ。
 人の命と野球の生中継のどちらが大切なのか考えて欲しい。
  1. 2007/08/22(水) 23:21:46|
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世界がもし百人の村だったら アップデート

 アクセスログを見ていると、Last_Hacks 世界がもし百人の村だったらに継続的なアクセスがある。せっかく検索して来てもらっているので、もう少し補足しておこうと思う。
 まずは、携帯電話の爆発的普及には中国の占める割合が大きい。現在は4億人が使っているが、今後もさらに伸びる模様。大国インドもこれを猛追、インド人はGDPの16%を携帯に使うそうだ。この勢いがあれば、現在1億4000万人の利用者は今後も急増することであろう。
こんなに違う世界の携帯電話市場 (どう読む!産業パラダイムシフト):NBonline(日経ビジネス オンライン)
 世界を100人の村にたとえるということは、世界人口の1/3を占める中国とインドの話になりがちだ。この2国は21世紀に入ってから急速に発展しており、「もし世界が100人の村だったら」もアップデートする必要があると思われる。
 ちなみに、以前ドメインの旅というブログを書いていたときに調べたところでは、アフリカ南西部の人たちを苦しめているのは飢餓や旱魃ではなく、伝染病と紛争だ。
 よく考えずに、とりあえず寄付したお金が、現地で銃弾に変わることもあったらしい。安易にお金を出してしまったことを、今は反省している。

 ドメインの旅が途中で終わっているのは、忙しくなったのもあるが、アフリカのどうしようもない閉塞感にうんざりしたのが正直なところだ。でも、現実から目をそらしたらいけないね。さて、そろそろドメインも旅を再出発しようか。
 
  1. 2007/08/19(日) 12:47:05|
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デスクトップアプリケーションが死んだのは本当ですか?

 antipop - デスクトップアプリケーションは死んだ

 Windowsのデスクトップアプリケーションが行き詰まっている。本当ですか?
 ということで、IDCソフトウェア市場定義2007年版と国内ソフトウェア市場を読んで確認するといいたいが、報告書の値段が高いので、Vectorの業績報告を確認した、シェアレジ・サービスの売り上げは低下しているものの、プロレジ・サービスの売り上げは伸びていて、ソフトパッケージ・ハードウェア販売は大幅に伸びている。Vectorで買ったパッケージソフトといえば、年賀状ソフトぐらいなのでソースとしては微妙。
Vector ニュースリリース - 平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況

 一方で、ブラウザ上で動くインストール不要なアプリケーションが脚光をあびているである。SaaS型として紹介されるが、SaaSの定義と違うんじゃないかと思う。まあ言葉が一人歩きしていくことはよくあることだ。最近の@ITでのSaaSの話題は以下の4件。ITmediaはキーワードをWeb2.0からSaaSに変えようとでもしているのだろうか。

アドビがPhotoshopをSaaSで提供へ、製品のWeb対応進める − @IT
きっとエイエスピー、“SaaSの屋台”を開始 − @IT
製造業の40%以上がSaaSへの移行を検討 − @IT
まるでライトウェイトExcel――SaaS型表計算「OnSheet」を使ってみた − @IT

 このうちOnSheetが気になったので、ためしに使ってみた。個人で利用する分には無料である。
 Google SpreadSheetは、大騒ぎしたわりには表計算ゴッコだったが、OnSheetはマジよくできている。
Online Spreadsheets - OnSheetログイン(試用可)
 ためしに、統計局から人口データーをダウンロードしてテストしてみた。ワークシートを非会員に公開することもできる。「これはすごい」とタグをつけたい。
Online ためしに作ったワークシート
 エクセルで作ったシートをメールで回覧するより、URLを教えて各自で編集するほうが圧倒的に効率的だ。

 いやー、でもね。使えるとかムダとかそういうことではなく、高速なCPUとか巨大なメモリーとか怪物のようなグラフィックカードとかの需要がないとね。今のメーカの優位性というか、技術を持っていないところでも実用になるものを作られたら困る人がいっぱいいるので、セカンドライフみたいなものに期待したりするんじゃないかな。
  1. 2007/08/18(土) 17:13:41|
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この差は圧倒的だ

以前、パソコンの起動時間が長いということで以下のエントリーを書いた。
Last_Hacks パソコンの起動時間

今日、読んだ翻訳記事はこちら。やはり起動時間の長さに中指を立てている。
違う、我々が欲しいのは電源をONにした瞬間起動するマシンだ。 

 同じことを言うのに、これだけ文章に差がつくのはなぜだろうということで、昨年書いたエントリーを自己採点しました。

1.誤変換、かかりうけの間違いがある。
2.説明が足りない。突然データーセンターと比較する意図がわからない。
3.同じ言葉の繰り返しが何箇所かあり、読んでいてくどかった。
4.気持ちが伝わってこない。早く出かけたいヨメから、いつまでPCいじってんのと言われた情けなさが表現できていない。

ということで、読み直すとあまりにも恥ずかしいので直しました。
 感情をぶつける文章ほど、冷静に書かないと空回りして伝わりませんね。反省。

  1. 2007/08/18(土) 00:59:26|
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知っておくと便利な電話番号

 ハッカーの起源は、1972年、ジョン・T・ドレイパーがシリアルの『キャプテン・クランチ』の箱に入っているおまけの笛の音を利用して、電話会社のシステムに入り込んだとされる。というぐらい電話を使いこなすことがハッカーの条件であった時代があった。

 昔は、時報を電話で確認したが、手入力の時間あわせは久しぶりだったので番号をすっかり忘れていた。ntt東日本のページで調べたら117。あー、そうそう思い出した。
 で、ついでに、3桁の番号にはいろいろなサービスがあることに気がついた。

136 最後にかかってきた電話の時間と相手の電話番号を教えてくれるサービス。折り返しかけることもできる。申し込み不要、1回30円。
手がはなせなくて取れなかった電話やいたずら電話の反撃に。ナンバーディスプレイをつけていれば不要なサービス。

159 相手が話し中だったとき、空いたらベルを鳴らしてくれるサービス。なかなか繋がらない相談窓口とか、いまどきダイヤルアップを使っている人に電話をするときに便利。申し込み不要、1回30円。

171 災害用伝言ダイヤルは災害訓練のときに確認しておいたほうがいい。いざというときは、そういうものがあることすら忘れる。

3桁番号サービス | 電話 | NTT東日本

  1. 2007/08/17(金) 00:22:08|
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FONはじめました

 FONルーターをPCデポで買ってきた。
 ルーターといっても純粋に有線から無線への変換のみ、ファイアーウォールはおろかpppoe認証もNATもない。ポートも一つしかなく、ハブも内蔵していない。そのかわり、非常に小さい。別途プロバイダ接続のためのルーターが必要になると外箱に書いたほうが良いのでは?
逆に言えば、日ごろ使っている環境と干渉しない。自宅のコレガの無線LANルーターのローカル側に接続して使うことにする。

電源を入れてしばらくしたら、FON_で始まるアクセスポイントに接続して、メールアドレスとパスワードを指定しユーザー登録する。
次にFONルーターの場所を設定。住所で漢字を入れたら、とんでもない場所になってしまった。漢字禁止らしい。アルファベットで入力し、地図を手動で設定する。これで基本設定終了。ただしFONマップに表示されるまで1時間ぐらいかかる。
FONのマップでは入力した住所がそのまんま出るので、部屋番号とか最後まで入れていると、「ピンポ〜ン、FONのルーター電源入れてください」という見知らぬ人が尋ねてくるかも。それはそれで面白いけど。
設定後に別のマシンでテスト接続してみた。暗号なしのアクセスポイントFON_発見。選べばそのまま接続できる。暗号なしの無線LANなのですごく簡単。
この状態ではfon.comにしか接続できない、FONのサイトでログインするとあらゆるサイトにいける。ホテルでのネットワーク接続と同じようなもの。

FONにログインすると誰が使っているか見ることも可能。接続時間と接続者のニックネームが表示される。日本時間表示ではないのでわかりにくい。
サーバー側でアクセス元のグローバルアドレスを確認すると、プロバイダー接続しているアドレスと同じ。FON利用者に何か悪いことをされた場合は、接続履歴をたどって自分で立証するしかないのか。

MyPlaceという自分だけがアクセスできるポイントもある。こちらはWPAのキーを入れないとアクセスできない。
ここではプライベートシグナルとか、ゲスト用に使ってよい帯域とかを項目を設定する。プライベートシグナルとは、自分が使うためのアクセスポイントのことだった。
説明がいまひとつわかりにくいが、結局、接続可能なアクセスポイントは全部で3つになる。
ここでは、ログインなしでいけるサイトを1つだけ設定できる。お店をやっている人向けだと思う。逆にあらしに使われないように某掲示板とかはログインしても行けないようにしておきたいが、よく考えたら上位ルーターで制限すればいいのか。

ベンチマークをやってみる。
家の環境はtepco光で引き込んであり、有線なら20Mbps程度で、、FONの帯域制限は無制限にした。
コレガの無線LANでの速度は 10Mbps〜15Mbpsだが、FONでの接続は FON_ MyPlace ともに0.75Mbps〜0.8Mbpsであった。ぶっちゃけイーモバイルのほうが早くね?とか言っちゃダメ。お客さん用だし。
プライベートシグナルを使うと上位のコレガとほぼ同じ速度が出た。


さて、これで一人前のフォネラーになったし、他人のFONでも使ってみるかということで、車にノーパソつんで出動。基地発見にはNetStumblerを使用する。いまどきWarDriveですよ。
大きなマンションの前に立つと、アクセスポイントが50個ぐらい表示される。「みなさーん、まともに使えてますか?」と叫びたくなった。
これだけ接続先があっても地図にあるFONが見つかりません、よく地図を見たら黄緑色、1時間以内に電源が入ったAPは濃いグリーンで表示されています。
ということで、近所に濃いグリーンはなく撤退。みんな、接続したけど切っちゃうのかね。

FONマップ

いろいろ調べているうちに、Simple FON Maps - Ceekz Logsのほうが、動作が軽快であることが判明。すばらしい。

さらに、自分のPCがFONアクセスポイントに早変わりするソフト"FON Spot"のベータ版をリリースいたしました。ということで、確かに以上の内容であればソフトだけでなんとかなるので無線LANにつながっているパソコンがあれば、ハードウェアいらないかも。って、もしかしてFONルーター買わなくても良かったの?
 

FON環境
  1. 2007/08/16(木) 11:11:00|
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